古典を書き写す · 自省録
ローマ皇帝が自分に書いた一節
ローマ皇帝が戦場で自分自身に書いた文章です。人に見せるために書いた本ではありません。
だから、人に教える言葉というより、自分自身を立て直すための独り言に近いものです。
ギリシャ語の原文は版によって少しずつ異なるため、この紙には大切な言葉だけを原語で載せています。
このように使います
- 一枚に一節ずつ、まず日本語の文をゆっくり読みます。
- ギリシャ語の大切な言葉と意味の説明を見て、文の中心をつかみます。
- 短い問いを読んだら、今日のあなたの暮らしに触れるところを思い浮かべます。
- 空いた行に手で書き写し、今日の自分に残る文をつかんでみます。
いつ・誰と
一人で一日を始め、終えるときに合います。朝に一枚書くのもおすすめです。
自省録から選んだ一節
- 心は、頻繁に思い浮かべる考えの色に似ていく。 / あなたの心が、よく思い浮かべる考えに似ていく、その色は何ですか?
- あなたが持っているのは、今この瞬間だけです。 / 今この瞬間にあなたが持っている、最もよいものは何ですか?
- 他人が何をしているかを気にして、自分の人生を無駄にしてはならない。 / 他人を気にして流してしまった自分の時間を、どこへ向けたいですか?
- 何をするにしても、それが最後のことであるかのようにしなさい。 / 今日が最後だと思って、より心を込めてしたいことは何ですか?
- 道を阻むものが、その道となります。 / 今あなたの道を阻んでいるものは、かえってどんな道を見せてくれますか?
- 朝、起きるのがつらいときは、人間としてなすべき務めがあるから目覚めるのだと考えなさい。 / 起きたくない朝にも、あなたが人としてすべきことは何ですか?
- 怒りを覚えたら、その出来事ではなく、自分の判断をまず見なさい。 / 怒りを感じたとき、まず見つめるべきあなたの判断は何ですか?
- 人の過ちに腹を立てたら、自分も同じことをしていなかったか振り返りなさい。 / 人の過ちに腹を立てる前に、自分を振り返るべきところは何ですか?
- 世界は変化であり、人生はそれをどう受け止めるかです。 / 最近変わっていく世界を、あなたはどう受け止めていますか?
- 長く生きても短く生きても、失うのはただ今だけです。 / 長く生きても短く生きても、今日失いたくない今は何ですか?


